2006年08月27日

ヴァンハルのヘンデル

warchalhandel.jpgナクソス初期の録音で、スロヴァキアの巨匠ボフダン・ヴァンハル指揮カペラ・イストロポリターナの演奏。ヘンデル「王宮の花火」「水上の音楽」が収められている。このコンビは、1980年に「水上の音楽」をケイマル、ティルシャルと録音しているが、そちらはまた別の機会に紹介したい。

カペラ・イストロポリターナ(スロヴァキア室内管)は、スロヴァキアフィルのメンバーのより室内オーケストラである。何気に録音が多く、ケイマル、ティルシャルらチェコフィルメンバーとの競演も多い。
ヴァンハルは日本ではほぼ無名だろうけど、スロヴァキアフィルのコンサートマスターを務め、この室内オーケストラを結成。特に強烈個性があるわけではないが、実に素朴で真面目な音楽を聞かせてくれる。

このヘンデルは、彼らの美質を存分に味わえる。華やかさは皆無で、素朴なヘンデルの美しさを堪能させてくれる。どうもこれらの曲は、かの有名なハーティー版に代表されるような、豪華なイメージがある。「王宮の花火」は、オリジナルの古楽の管楽器大編成録音も最近は多い。
その手の録音と比較するとどうしても素朴(くすんでいる?)で、人によっては「ふ〜ん」で済まされるだろう。でもこの素朴さこそ、ヘンデルの姿ではないのかと思わせるものがある。もちろん豪華な演奏も素敵なんだけどね。
僕も繰り返し何度も聞く録音ではないけど、たまに取り出して静かに聞きたくなる演奏だ。

お勧め度:★★★

ヘンデル:王宮の花火の音楽
     水上の音楽
カペラ・イストロポリターナ
指揮:ボフダン・ヴァンハル
NAXOS<8.550109>
posted by ズィコフ at 17:33| Comment(0) | TrackBack(0) | ヘンデル | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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