2006年08月27日

オルガン名曲集

bartaorgan.jpgアレシュ・バールタのオルガン名曲集。バールタは、ブルノ生まれのオルガン奏者。記憶に新しいところでは、2004年のチェコフィル来日公演に同行し、東京オペラシティでヤナーチェク「グラゴルミサ」のオルガンソロを弾き名演に華を添えた。終演後も、オーケストラメンバーのバールタが素晴らしかった!と口々に話していた。
また2005年冬にも来日し、東京カテドラルでハリーシュとのリサイタルで素晴らしい演奏を聞かせてくれた。

バールタは、チェコのオーケストラでオルガン付きの作品を演奏する際には、欠かすことの出来ない奏者である。私もプラハ放送響で現代曲のオルガン協奏曲を聞いたことがある。また、ケイマルらのソロの伴奏としても数多くの録音に参加している。
このCDは、オルガンの美味しい曲ばかりを集めたもので、ドヴォルジャークホール一杯に響き渡るこの音を存分に堪能できる。
有名なトッカータとフーガから、メシアンに至るまで幅広いレパートリーで楽しませてくれる。

・お勧め度:★★★★

J.S.バッハ
 コラール前奏曲 「わが心の切なる願い」 作品122-10
 コラール「主よ人の望みの喜びよ」 BWV 147
 コラール「目覚めよ、と呼ぶ声あり」 BWV 645
ブラームス
 コラール前奏曲 「わが心の切なる願い」 作品122-10
 プレリュードとフーガ ト短調
リスト
 バッハの名による前奏曲とフーガ
フランク
 前奏曲・フーガと変奏曲 作品18
ボエルマン
 トッカータ 作品25-4 (「ゴシック風組曲」より)
メシアン
 神はわれらのうちに (「主の降誕」 1935 より)
アレシュ・バールタ (オルガン)
2001.6.1 ドヴォルジャークホール
EXTON<OVCL-00056>
posted by ズィコフ at 18:17| Comment(0) | TrackBack(0) | アレシュ・バールタ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

クーベリックの新世界「DVD」

kubelikdvo9dvd.jpg先に紹介したクーベリックの「ドイツ・レクイエム」と同時期の1977年収録のライブ映像。クーベリック渾身の指揮振りが映像で楽しめる。
クーベリックの新世界は多く録音している。
シカゴ響、ウィーンフィル、ベルリンフィル、バイエルン放送響、チェコフィルと・・・まだあるかな?どれもクーベリックの芸術を堪能するのに、不足は無い。晩年のチェコフィルと再会した「新世界」も素敵な演奏である。
しかしこのバイエルン放送響との映像も素晴らしい。力強い推進力とほとばしる情熱が魅力的だ。ライブで燃え上がるクーベリックが、これほど熱かったか!と映像を通して、肌で感じることができるのだ。
まだまだ国際化していないバイエルン放送響は、いかにもドイツのオケという音が楽しめるのも魅力だ。そしてトランペットが、ピストンのB管で吹いているのがちょっと面白い。ドイツのオケって、ロータリーではないの?
そういえば、2002年だかにミュンヘンフィルをガスタイクで聞いたとき、1番ラッパはピストンB管で吹いてたなぁ(ツァラとプロコ5番でミスは1箇所)

お勧め度:★★★★

バイエルン放送交響楽団
指揮:ラファエル・クーベリック
1977年12月 ヘラクレス・ザール(ライブ)
DREAMLIFE<DLVC−1030>
posted by ズィコフ at 17:56| Comment(0) | TrackBack(1) | ラファエル・クーベリック | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

ヴァンハルのヘンデル

warchalhandel.jpgナクソス初期の録音で、スロヴァキアの巨匠ボフダン・ヴァンハル指揮カペラ・イストロポリターナの演奏。ヘンデル「王宮の花火」「水上の音楽」が収められている。このコンビは、1980年に「水上の音楽」をケイマル、ティルシャルと録音しているが、そちらはまた別の機会に紹介したい。

カペラ・イストロポリターナ(スロヴァキア室内管)は、スロヴァキアフィルのメンバーのより室内オーケストラである。何気に録音が多く、ケイマル、ティルシャルらチェコフィルメンバーとの競演も多い。
ヴァンハルは日本ではほぼ無名だろうけど、スロヴァキアフィルのコンサートマスターを務め、この室内オーケストラを結成。特に強烈個性があるわけではないが、実に素朴で真面目な音楽を聞かせてくれる。

このヘンデルは、彼らの美質を存分に味わえる。華やかさは皆無で、素朴なヘンデルの美しさを堪能させてくれる。どうもこれらの曲は、かの有名なハーティー版に代表されるような、豪華なイメージがある。「王宮の花火」は、オリジナルの古楽の管楽器大編成録音も最近は多い。
その手の録音と比較するとどうしても素朴(くすんでいる?)で、人によっては「ふ〜ん」で済まされるだろう。でもこの素朴さこそ、ヘンデルの姿ではないのかと思わせるものがある。もちろん豪華な演奏も素敵なんだけどね。
僕も繰り返し何度も聞く録音ではないけど、たまに取り出して静かに聞きたくなる演奏だ。

お勧め度:★★★

ヘンデル:王宮の花火の音楽
     水上の音楽
カペラ・イストロポリターナ
指揮:ボフダン・ヴァンハル
NAXOS<8.550109>
posted by ズィコフ at 17:33| Comment(0) | TrackBack(0) | ヘンデル | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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